★ 動物園の廃墟(北海道野生動物公園)(その33)(③/③)
約30年前に廃園となった「北海道野生動物公園」(別名:白熊牧場)の
廃墟へ行って来ました。苫小牧の外れの山の上にあります。
この時期、この場所には雪解け水が溜まった水たまりが必ず出来ます。
そして、この中に必ず・・・
カエルが卵を産んでしまいます。
この卵はおそらくエゾアカガエルの卵です。
この水たまりは間もなく枯れてしまうので、ここに産み落とされた卵は全滅してしまいます。
なので救出しました^^
この時期にここにやって来るのは、これが最大の目的です。
何回かに分けて、いつものようにここに入れてあげます。
ここは1年中決して枯れることがありません。ちょっとした小宇宙になってます。
毎年、ここに離した卵がオタマジャクシとなり、カエルになって巣立っていきます。
この辺りには川も沼も池も無いので、ここで育ったカエル達はこの場所が拠り所と
なっているようです。
たまにここに来て遊んで帰って行きます。
でも、春になって卵を産むのは、ここよりもさっきの水たまりのようなのです^^;
僕の行動をシロハラゴジュウカラが見ていました。
「物好きな奴・・・」と思っているに違いありません。
帰り道、山の中でエゾシカの群れと出会いました。
みんなこっち見てます^^;
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